BLOG BY TORAKO

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【ネタバレ・感想】ゲーム・オブ・スローンズ〈最終章〉

わたくし、ゲーム・オブ・スローンズが大好きでして。ただてんやわんやしていたので、これまで最終章を見ることができませんでした。やっと見終えたので、その感想を書いていきたいと思います。特に印象に残ったところをピックアップします。

 

 

簡単な感想「納得できないところもあったけど、まぁ最後きれいに終わりましたね」

 

サーセイの死

ねぇなんで?なんであんな生ぬるい死に方なの?(笑)

後でボロクソ言いたいので、あえて先に彼女のいいところ言っておきましょう。彼女は子供を心から愛しています。家族のためならなんでもします。そういった母性本能は素晴らしい点でしょうね。

はい、これだけです、私が思いつくサーセイの良いところはそれだけ。ではボロクソ言わせてもらいます。

あんだけ!!あんだけ!!子供のためとはいえ、あんだけ悪いこと(悪いことどころじゃない)したのに、どうして最期に愛するジェイミーと一緒なのよ!!えぇ、確かにあっけない死に方でしたよ。でも!最期くらい、天罰あたるくらいの感じで一人で死んだらよかったじゃん!!!お腹に赤ちゃんいるんだから!!

でも今書いてて思ったんですけど、サーセイは家族のためなら何でもするから、家族そろって死ぬっていうのはキャラに合ってたのかな。

 

いや、でも納得できない。あっけない死に方でもいいから、孤独に死んでほしかった。

 

アリアとメリサンドル

メリサンドルは、最強嫌われキャラの一人かと思うんですけど、最後とてもいい役で終わりましたね。死者の軍隊相手に、火が付かずに絶望さえ覚えるシーン。そこで彼女は魔力で火を起こして参戦しました。神様に生贄にしなきゃなんないとか、めちゃくちゃなこと沢山したけど、私は全部相殺してやってもいいんじゃないかと思うほどだった。「あぁ、いいやつだったのね。神のためだけど」くらいの感じだった。

あと、アリアに「お前は青の目のやつ殺すんやで」「死神に会ったら何て言う?」って聞いたところマジ痺れた。そしてアリア「まだ死なぬ!!!」。これ痺れるでしょう!!私はずっと「走れ!!アリア走れ!!!」と言ってましたよ。前のシーズンで青い目を殺すだろうみたいなことをメリサンドルが言ってた時は、きっと死者をやるんだろうとは想像できたけど、まさか死者の王をやるとはね…。アリアかっこいい。本当かっこいい!!

 

ジョン・スノウのデナーリス殺害

うーん…。私デナーリスは嫌いになれないんだけど、自分の甥だとわかってからも、恋沙汰進めようとしてたのがめっちゃ胸糞悪かったなー。デナーリスの正義を振りかざす感じとかが、ちょくちょくイヤだなって思ってたけど、友達を大切にするところはすごく好きだったのに。結局王族は誰でもいいのかよ。血繋がってたら絶対無理だろ。わかった瞬間死にたくなるわ。

そして最後、ジョンがデナーリスのこと殺しちゃうシーン。えぇ…。なんでよ…。ジョンは人のこと殺したり出来ないっぽいじゃんか…。結局人間っていうのは権力とか財力とかに弱いのかね。まぁジョンスノウのことだから、この独裁政治はアカンわ、ってことで殺したんだろうけど。でも殺すならアリアが殺せばよかったじゃん!アリアに殺される人は、大体死すべくして死んでるから納得できるんだよ!(笑)

でも、そのおかげでオオカミと一緒になれたね。本当良かった。私はスターク家のオオカミが死ぬシーンで何度も苦しい思いをしたので、生きてるオオカミのもとに帰ったジョンスノウは評価しよう。

ジョンスノウはやっぱりイグリットに「You know nothing, John Snow!」ってずっと言われてればいいよ。

 

ティリオン

ティリオンはみんな好きでしょ?その賢さで唯一間違っていたことと言ったら、デナーリスに付いたことなのかな。デナーリスが独裁者みたいになっていくところは、見ててとても悲しかっただろうな。でもそんなミスも、自分で改めることができるティリオンすごいよね。次の王はブランでいきましょーなんて。もし普通の王族の一人だったら、「俺が最後に生き残ったんだから、次期王は俺っしょ」ってなるじゃん。でも、自分の誤りに気付いて、もうこんなのはこりごりだって思えて、自分の家族と対峙してた北の国の王子を推せるんだよ。かっこいいじゃないの!

最後、王の手に推薦されてからのちょっと切なくも幸せそうなティリオン。いいシーンだったな。側近たちめっちゃ良いメンバーそろいましたね!あれは最高のメンバーだよ!

 

スターク家のこれから

最後はスターク家、北の国の思うようになったよね。しかもみんな、本当に成長して大きくなったよね。人間の成長はめまぐるしいよね。

 

まずサンサ。サンサは嫌われ役なのかな?でも私は、こんなに芯が強くて賢い女の子を見たことがないよ。王に向かって「北の国は独立国家とします」って堂々と言える?自分が女王になるためでもあるかもしれないけど、北の民を想っての行動でしょう。高望みしない。しっかり役目を果たしていく。STABLEって感じ(STABLEって日本語でなんて言うのかしら?安定感?しっくりこない)。サンサの戴冠シーンは、かっこよくてちょっと涙ぐんだ。

 

そしてアリア。アリアのことさっきから褒めてますけど、私の一番の推しだから許してください!アリアは外の世界を見に行くんだね。超似あうよね。旗もスターク家の紋章だったのが良かった。もう彼女は文句なし!まっすぐ突き進め!あまり人は殺さないように!!

 

ブラン王。王になった…。まさかの展開だった。でも人類の記憶そのものってことは一番守らなきゃいけない存在だし、守るべき存在だし。とても納得できた、腑に落ちた。あんなに可愛かったブランも、もう王様ですよ…おばさん泣けちゃう。

 

みんな大好きジョンスノウ。終身刑でまた北の壁送り。いいんじゃない?終身刑という刑が重いけども、それでもジョンスノウは北には必要な人物だと思うから、戻ってほしかった。カラスとして。だからこの結果も腑に落ちた。前述したとおり、オオカミと再会したってことは、彼はターガリエン家としてではなく、スターク家として生きていくんだね。あんなに重役だったのに、一気に殺人者にまでなってしまった。でもいい、オオカミと一緒に北を守って、野人たちとお酒を交わして楽しくやってほしい。

 

 

まとめ

最終章で、一気にいろんな人が死んでしまいました。きっと推しを亡くされた方も多いでしょう…。でも、きっとみんな名誉ある死に方だったんじゃないかな?結構みんな、最後まで信念を曲げずに、あまり逃げ出す人は見なかったように思えます。かっこよかった。

全体のストーリーも、「これ本当に収束するのかな?」と不安になるほどでしたが、これまたうまくまとまりましたね。

GOTをすべて見てしまった今。私は次何を見ればよいのかな。喪失感半端ないです。この前『モンフォコンの森』を見ましたが、1シーズン完結でもう終わってしまったし。あのドラマの雰囲気は大好きなんだけれども。何か次を探すとしましょうか!!

 

それでは、今日はここまで。